2016.8.8
ニュース
皆様初めまして。
このたび高村智税理士事務所の新しいスタッフとなりました木村英俊と申します。
右も左もわからないような状態でこの世界に飛び込んでまいりました。
毎日が学ぶべき新しいことの連続です。
しかし、一日も早くお客様のお役に立てるように精進してまいりたいと思います。
どうぞこれからよろしくお願い申し上げます。
ところで、皆様は日本の税の支払い形態について御存知でしょうか。
現在では「税金」などと言って、お金で支払うことが当たり前となっています。
しかし、その種類は歴史的に見て、大きく分けて3つのパターンがあります。
1つ目は物で納めるパターンです。
たとえば、米や絹や布、地方の特産品などの「物」を税として納めます。
2つ目は労役で納めるパターンです。
たとえば、都での労働や外敵から国を守る「行為」を税として納めます。
3つ目は金銭で納めるパターンです。
現代の日本で採用されている徴収方法です。
特に近代から現代にかけては、金銭による徴収方法が主たる方法となっている傾向があります。
「物」や「行為」の提供という価値の直接的な徴収方法から、金銭という「代替物」による価値の間接的な徴収方法へと変遷したようです。
金銭による徴収方法も、今後、新たな税の徴収手段へと変遷することもあるのかもしれませんね。
木村
© Kujira Tax Accountant Company